暮てくれ

早く1日が暮れてほしいと願う人のブログです。

コミティア124

f:id:Iwasfish:20180506121632j:image

コミティア124に出た。

以前(123)にも出ていたのだが、ブログをやっていなかったのでその当時の記述は特にない。2月に123があって、初めて参加して、もう昇天するんじゃないかってくらい楽しかった。一番仲の良い友達を呼んで、印刷した数は全部で80冊。なぜかバケモン並みのパワーを発揮し3種類も新刊を出したので、あの頃は本当に頭がおかしかったんだと思う。実際飛び降りたのも2月だったし。内容はひどすぎてどれも見返せないが。ウケる〜から朝は始まった。7時に起きる。8時に出発だ。うつらうつらしながら30分ほど意識が行ったり来たりし、結局完全に起きたのは7時半だった。私の準備はだいたい5分で終わるので全然大丈夫だ。父の車で国際展示場に向かう。会場はビックサイトだ。あのでかい三角が二個連なってるところ。姉が暇だというので、売り子に姉を連れてきた。これがあとあと失敗になるのだが・・・。無事に8時40分ごろビックサイトにつき、途中コンビニに寄ったりして、9時30分には会場入りしていた。左右のサークルはまだ到着していなかった。助かる、狭苦しいと準備ができないのだ。テーブルクロスを敷き、新刊を並べようとしたその時、問題が発生した。この新刊、よく見ると印刷を思い切りミスっているのである。なんと同じページが二連続で印刷されているのだ。これは印刷所のミスではなく紛れもなく私のミスだろう。ウケるな〜と思いつつ焦って謝罪のツイートをした。あんなに確認したはずなのに、と歯を食いしばったが時すでに遅し。これを売るしかなかった。諦めて新刊を並べた。今回二種類出したのだけどもう一種類の方は大丈夫だった。朝からため息が出た。ウケるな〜。あとは名刺やデコチョコやプレゼント用の色紙を並べて、15分くらいで準備は完了した。今日は暑い。長袖を着てきた自分もバカだったが、下は半袖で汗染みが怖いので絶対脱げなかった。この日は一日中暑かった。左右の人がやってきた。左の人は一人の男性で、多種類のコピー本を売っていた。右の人は女性の二人組で、そこそこ絵がうまかった。この人たちについて記述すると、左の人はツイッターが怖かった。右の人は喋り声がうるさかった。このくらいだ。会場の拍手。いよいよ始まるんだな、と思う。正直あまり期待はしてなかった。このころからあんまり売れない予感はしていた。予防線を自分で貼っているだけだと思うが。開始10分くらいは人が全く来なくて、所詮私の「愛され度」はその程度なのかな〜と思った。メンヘラ的思考である。15分くらいしたらようやく一人の男性がきて、本を買っていってくれた。差し入れまでしてくれた。ザ・チョコレートである。めちゃめちゃ嬉しい。ありがとうございますしか言えないのが悔しかった。その後も30分人が来ない時もあれば、2分後にきたりする時もあって、なんだかよくわからなかった。ただ、大通り(広い通路)のサークルや壁サークルが見えて、メラメラとしていたのは覚えている。私と壁サー、何が違うんだ。感性か?感性なのか!?と思っている間に人がきたりして嫉妬心をかき消す。基本的にじっとしているとマイナスな感情しか抱かない人間なのでよくない。ここで私がウケた二つの事項を紹介しよう。一つ目。感想をわざわざ言いにきてくれた人だ。一度1冊目を購入していき、どうやら会場で読んだらしい。本の感想を言いにきてくれた。作中では風邪薬について記述していたのだが、その人曰く「自分はちょっと、風邪薬とかはわからないんですけど・・・この〇〇くんって子が可愛くて・・・」え?待て待て待て。〇〇くん?くん?私はそのキャラを女に設定したつもりであった。しかしこの方は男として捉えられていた。確かに一人称がオレだったりスギちゃんのような喋り方をするようなキャラなのだが、まさかそう来るとは。斜め上すぎてウケた。この方は感想を言いにきてくれた際に他の本やキーホルダーも購入してくださり、さらにそのあとも感想を言いにきてくれた。今度は合同誌に書いた私のエッセイもどきの感想だった。「えっと、これはなんと言うかリアルですね。」私は半分エッセイで半分ジョークで描いているとはぐらかした。実際愛と勇気100%のガチガチエッセイである。内容は飛び降りてから入院、退院するまでを描いたものだった。その断りを伝えると「ジョーク!?ならいいんですけど・・・」と不服そうな顔をしていた。あの顔は忘れない。身長が高くてメガネで白いシャツを着ていた人だった。と言うか私のサークルに来る人ほとんどそんな感じの見た目だったから正直顔は一人一人覚えてない。御免なさい。この人、結論から言うと4回サークルにきてくれているのだが、これは後述する。そして二つ目。13時から先着一名に無料でプレゼントしようとした色紙なのだが、これがなんと大人気だった。まず、12時59分くらいに3人の人が集まった。この時点で私の頭ん中は大ウケしていた。13時になり、3人に渡すことはできないのでじゃんけんをしてもらうことになった。もう、大爆笑だった。心の中で。ダダダダダだ大の大人がじゃんけん!?私の色紙求めて!?超ウケる〜〜〜〜!!!!とか思ってたら4人目が来た。もうじゃんけんは始まり、一度勝敗は確定しかけていたのだが、4人目の人がかわいそうなのでもう一回最初からやってもらった。これ、今になって考えればかなり理不尽だったと思う。全力で謝罪したい。もう遅いけど。結局一番最初に負けた人と左側にいた人の勝負になって、一番最初に負けた人は優しかったから「自分は最初に負けたからいいですよ。ここでもし勝ってしまったら、それはちょっとな結果になる」と優しいのか私の頭の悪さを皮肉られたのかわからないが結局左側にいた人に色紙は貰われていった。転売防止に名前を書こうと思って、名前を聞いたらなんとこの人以前のティアズマガジンでP&Rを私の作品で書いてくれた人だった。普通に感動した。何かお礼がしたいと思っていたので、ちょうどよかった。のちにこの人のツイッターを見つけて、のぞいてみたらなぜか私をフォローしてないのは謎だった。いや、色紙戦争に参加したりP&R描くくらいならフォローしろよ。なんて贅沢は言いません。すみません。はい。無事に色紙はお嫁に行った。嬉しかった。タダにしてよかった〜と思った。また次回もやりたい。そのあとも知ってる人が名刺渡しに来て「✖︎✖︎ってイベントには出ないんですか?」と聞いて来た。✖︎✖︎についてはあまりいい思い出がないので出るつもりはないといっておいた。しかし私のサークルに来る客、男性が多いこと多いこと。ジャンル的に仕方ないのかな、とも思うのだが心配事が一つある。男性に人気がある、つまりは作中の女性キャラの人気が高いと言うことだ。私の作品には、だいたい男女が平等な数で登場する。個人的に描いていて楽しいのは男性のキャラなのだが、女性キャラの方が人気ときた。これはいけない。もう描きたいものが描けなくなってしまうじゃないか。男性キャラの方が描いていて感情移入しやすいしいわゆる「エッセイ」に近くなり、より自分が表に出て行く感じがして嬉しい。女性キャラだと要するに「萌え」になってしまい、ストーリーよりもシチュエーション優位になってしまう。個人的には前者の方が好きだ。人気があるのは後者。うーん、死にたくなる。ま、そんなことはどうでもいい。今はコミティアの話だ。いつも監視していた絵師がグラサンにアロハシャツもどきだったりなどしたがなんやかんやで無事閉会し、15時30分に撤退した。在庫は半分くらい余っていたが、通販や今後の参加で既刊として出せばなんとか捌けそうな数だった。売上に関しては不服だけど。最後の方にタイプの人が作品を買っていったのが嬉しかったです。伝えたいことは1.感想が直接もらえて嬉しかった、2.色紙じゃんけん戦争問題は反省したい、3.絵師の顔なんて見るもんじゃない、である。以上、超利己的コミティア124レポートでした。次回はあるかもしれないしないかもしれない。ウケる。

美容院と自傷

4月30日の事。美容院に行った。自分は金髪なのでこのままだと恥ずかしくてコミティアに出れない。もし買いに来た人が「あっ暮さんて金髪なんだ~」と思ったら嫌だからである。第一印象で偏見を持たれるのはいやだ。美容院についた。美容院はいつも緊張する、鏡の自分と常に対面しているのもいやだし、美容師との話も嫌いだ。何を話していいかわからなくて、その場で咄嗟に嘘をついてしまう。それで美容院を何軒も変えてきた。今行っているのは自宅から1番近い駅にあるところだ。担当したのは男性の人だった。白い長めのTシャツに黒いハット、腰にはなにやら強そうなジャラっとした器具、いかにも美容師っぽい感じだ。私は恐怖した。美容師にいじめられた訳じゃないのに何もそんなに怯えなくても。と思うのだがそうもいかない、怖い。キラキラしていて正しい人がこわい。私はカットが始まると同時にケータイを素早く手に取り「話しかけないでください」オーラを出すことにした。功を奏したのか、美容師が話しかけてくることはあんまりなかった。話したのは「地毛が黒いですね~」、「え、短期のバイトするんですか?!」(嘘)、「僕もそのくらいの金髪やってみたいなぁ~ハハ」という会話くらいだ。そうしているうちに私の髪はみるみるうちに黒くなっていった。そして洗い流す時が来た。必然と会話が発生する。「普段何してるんですか~?」「家にいますねハハハ」「…」などと不毛なことを繰り返した。そのうち漫画の話になった。東京喰種の最近の話が訳分からないとか、冨樫先生が休みすぎだとかいう話をした。そのうち私が漫画を書いていることがバレ、コミティアに出る話まで致してしまう。「どういうのを描くんですか?」「基本的に暗いと言われます。」うーん。違う違う。私は自分の素性などはなしとうない。頭がスースーしてきた。シャンプーが効いているのだ。「というかぁさっきちらっと見えちゃったんですけど…」嫌な予感がした。「あの、なんていうんですかね?神様はじめましたに出てくるような…」アッあかん。スマホでケモノ画像を見ていることがバレた。「…見たいのが見えちゃったんですけどああいうのが(略」私は泣きたかった。人のスマホを勝手に覗き見するんじゃないよ。結構いかがわしいものも見てたからそれも覗かれてたってことかよ。あ〜あ、まったくやってらんねぇつっーの。(^_^;)w私の素性がどんどん明かされていった。最終的に別れ際に名刺を渡していた。何をやっているんだ自分は。媚を売って、知名度を上げてどうする。仲良くなってどうする。心を閉ざすと決めたはずなのに。変な気持ちになりながら店を出た。「じゃあ、イベント…頑張ってくださいね!」「はい!」はたからみたら元気な仲良しさんのやりとりだ。心と心の距離感に、切なくなった。

そのあとデイリーヤマザキでまだ見ぬ飲むヨーグルトとアンパンマンぺろぺろチョコを購入した。レジの人がタイプだったことが、再び私の心をぐらつかせた。切なくなった。最近ちょっとおかしい。

このまま帰るのも癪なのでココスに入った。食べる気もしない肉とドリンクバーを注文した。ドリンクバーの野菜ジュースがクソまずかった。外には帰宅途中の高校生たちがうじゃうじゃ蛆虫のようにうごめいていた。くそっこれだから外出は嫌なんだ。考えたくないことを考えなくちゃいけない。現実と向き合わなければいけない。

今日のことではないが一昨日あたり久しぶりに切ってしまった。最後に切ったのが2017年1月あたりだったので、随分昔に感じられた。私にはお気に入りのカッターがあった。先端がかけていて、錆びていた。これですると、痛くないのである。気に入っていた。しかしそれをも没収されて、手元には普通のカッターしか残っていなかった。痛い。これは、痛い。家中を探し回り、お気に入りのカッターを探した。ない、ない、どこにもない。そうしてようやく見つけた、代わりになるものを。安全刃つきの、カミソリである。安全刃がぎりぎりの痛みを与えてくれる。足を切った。夏場なので半袖になると、腕は目立つ。足、足だ!足を狙え!そうだ、その調子だ!こんなの痛いもんか!サカナクションを聴きながら私はハアハア言っていた。今まで薬がないと切れなかった。単純に怖いのだ。足にはバリバリとスラッシュがうたれ、血がしたたってゆく。恐怖と興奮で体が震えた。なんだこのカタストロフは。

そのうち眠気が来たので、滴るものをティッシュで拭いて寝た。お風呂で傷はヒリヒリと傷んだ。私は泥沼のように黒いあたまと、太陽のように真っ赤な赤色が脚にある。そんな2日間だったと思う。

電車で一目惚れをした

今日の1日

f:id:Iwasfish:20180423181959j:image

これはドトールのハニーカフェオレLサイズです。まずい。おいしい。週三くらいの頻度で摂取しています。あとベローチェのハニーラテもおいしいんだけどこれは期間限定だしそもそもベローチェは店数が少なくてなかなか出会う事は出来ない。横にあるのは本日発売、宮崎夏次系「アダムとイブの楽園追放されたけど…」です。2年ぶりの新刊ということで待ちわびていました。特別収録されているオカリちゃんちのおにいちゃんは、とある方が収録の際コンビニで立ち読みして泣いたと言っていたのでこれまた楽しみです。宮崎夏次系との出会いは私が本屋で「面白そうな表紙があったら買う」ごっこをしてた時でした。はじめに手に取ったのは夕方までに帰るよでした。話にどんどん引き込まれ完全に虜になった私は後日本屋に行き全ての既刊を買い漁り、家に帰って読み、涙したものでした。この新刊もきっと胸を打ってくることでしょう。読むのが楽しみです。

最近ちょっと自律神経がおかしくてこまっている、こういう話は辛気臭いのであまりしたくないのですがほんとにおかしいんだ。今日なんか電車で盗撮しちゃいました。それも御茶ノ水に行きたくて電車に乗ってたら2人組が乗ってきて片方がめちゃタイプの人だったのでこっそり撮りました。いや、犯罪者予備軍なので弁解の余地はありませんが。

f:id:Iwasfish:20180423185239j:image

ネットの恋が2.8次元だとしたら電車での一目惚れも2.8次元だと思うんですよ。片方がKさんに似てたんです。一瞬Kさんかと思いました。いやKさんだったかもしれないな。でもKさんはもっと太ってたと思うな。Kさんはあんな友達いないし笑わない感じだしな。2人組は大学生くらいの人で仲良く笑ってました。電車の中で喋るには少々声がデカすぎるような気がしましたので、まったくうるせぇやつらだな~ちょっとはボリュームダウンしろよな~w(^_^;)チラッ という感じで顔を見たらKさんみたいな人が笑ってたので顔が熱くなりました。やっべぇKさんいる!!!!あれKさん!!???声掛けてみようか!!?嫌でもよく見たら痩せてるな……身長も高すぎる気がする……と勝手な憶測がピュンピュン頭を飛び交っていると後楽園で片割れの友達が降りていきました。横に座っていたふとめのおっさんも降りていきました。車内は私の横だけが空いている状態です。これはまさか…!?と思っているとこっちにエセKさんが向かってきます卒倒しそうでしたその時私はどこを見ていたかわかりません。この気持ちが永遠に続けばいいのにと思いました。エセKさんが私の横に座りました。座ると同時にいい匂いがしました。エセKさんは痩せていました。電車にありがちなこちらのスペースを圧縮してくるやつではありませんでした。そのとき私はもう爆発しそうでした。心臓がバクバクと音を立て頭痛まで発生してきました。これが恋?ヤバいな~なんてことを思いつつすごいキモい眼差しをエセKさんに向けていました。全身が発汗しています。顔をギリギリバレないくらいに傾け目線は思いっきり左に向けられていました。眼球が痛くなるほどです。エセKさんはスマフォをいじり始めました。まずTwitterを開いたのでIDを特定してフォローしに行こうと思いましたがツイート画面を出さなかったのでそれは無理でした。アカウントの雰囲気はリア垢っぽい感じだったのでちょっと安心しました。アニメアイコンとかだったら嫌だもん。そのあとKさんはLINEを開きました。LINEのグループ名にはFIFA○○サークルと書かれていました。あとから調べるとFIFAとは国際サッカー連盟のことらしいのでエセKさんはサッカーのサークルに入っているのかも知れませんね。しばらくチャットを遡っているとポプテピピックのスタンプを誰かが送信していました。私はムッとしました。でも送信したのがエセKさんじゃなくてよかった~!と思いました。エセKさんはLINEを閉じ今度はピッコマを開きました。おっ漫画も読むんだな~おじさんと話が会いそうだねぇとおもい顔はニヤニヤしていました本当に気持ちが悪かったと思います。結局エセKさんは漫画を読むことなくピッコマを閉じました。スマホケースの出っ張りを人差し指でちょんちょんしていたのでなんだこいつ誘っているのか…?と冷静に考察してしまいました心は月光乱舞してました。そしてエセKさんは次にYahooニュースを開きました。記事名は読めませんでしたがなにやらスポーツの記事を見ていました。熟読する感じではなくさささっーと読み飛ばし気になったところで手を止めてじっくり読む派でした。人間味が溢れていてふふっとなりました。そこで私は思いつきました。「そうだ、盗撮しよう。」通りすがりの出会いなんて一期一会以上に一期一会です。レアリティでいうと、SSSレート一期一会+と言った所でしょうか。この電車を降りてしまえばもう会うことなんてありません。見納めみたいなもんです。降車駅が近づいてきました。私は無音カメラを起動します。エセKさん、こっちを向いて。設定を内カメに変えます。エセKさん、どうか微笑んで。スマホをいじってる振りをして手元を45°くらい傾けます。エセKさん、元気でね。私は心の中で太宰治の一節を改変してエセKさんにおくった。「これからどんどん生長しても、 エセKさんよ、容貌には必ず無関心に、 煙草を吸わず、お酒もおまつり以外には飲まず、 そうして、内気でちょっとおしゃれな子に 気永に惚れなさい」。いい言葉だな~。パシャッ。実際にはなってないけど、心のシャッターを押した。エセKさんは永遠になった。ビビりすぎて顔の断片しか写っていないけど。私は降車した。胃がムカムカし吐きそうだった。涙が出そうだった。もう忘れよう、そう思った。

f:id:Iwasfish:20180423190652j:image

盗撮したエセKさんと私の肩。顔もガッツリ写っているがこれは私だけのたからものにしたい。

 

福岡

朝だーきもちいいー起きたと思って起きたら14時でした。昨日色々してたせいで5時まで寝てません。14時30分には家を出る、準備はひとつもしてない。最悪の目覚めです。

慌てて準備をしていると、携帯に充電器がささってませんでした姉の仕業だと思います。殺意を覚えました。今日の旅行は母と2人で行きます。楽しみです。

第一回目の悲劇が起きました。遅刻です。母親がもたもたしてて40分ごろ家を出るハメになりました。バスは42分です。間に合いません。まぁこれくらいは許容範囲。と思ったら母が再び飛行機のチケットを家に忘れました。早くも二回目の殺意を覚えました。飛行機は羽田空港から17時です。はたして間に合うのか!?ー

結局電車で行くことになりました。自分は電車がすごく苦手なのですが今回ばかりは仕方ないので渋々乗りました。案の定隣に座ったおっさんの体臭が凄まじく軽い吐き気を覚えました。そのおっさんはスマホで駅が擬人化されたゲームをやってました。これも旅のスパイスなのだろうか???途中いろんな人が左右に座ったり立ったりして一喜一憂してました。若い女の子が座るとやっぱり嬉しい。いい匂いだしかわいい。途中アキバ東京新橋と通って浜松町を目指します。意外と遠くてびっくりしました。浜松町といえば昔ポケモンセンターがあった気がします。そこでいろんな思い出を作ったものですが、まあ今はこんな話どうでもいい。

f:id:Iwasfish:20180418155545j:image

つきました。途中たくさんの社会人とすれ違って、外人と喋りながら歩いている人もいたりしてすごいなと思いました。就活生みたいな見た目の人も沢山いました。キャリーケースを持った仲間がたくさんいるのが嬉しかったです。

f:id:Iwasfish:20180418160616j:image

流通センター前の川?海?が綺麗でした。空港周辺の道が広い感じ好きです

f:id:Iwasfish:20180418162814j:image

空港つきました。ところがここでまたもや問題発生!自分がカッターを所持していたのです。これは鉛筆を削るためにもち歩いていたものであって決して傷つけるために持っている訳では無い!しかし機内には持ち込めません。

f:id:Iwasfish:20180418163045j:image

f:id:Iwasfish:20180418163054j:image

捨てました。

東京バナナを自分用に買い保安検査場を通りいよいよ離陸です。毎度思うんですけど保安検査場の空気苦手です、別に刃物とか持ってる訳じゃないけど見つかったらどうしようと思います。

f:id:Iwasfish:20180418193314j:image

と、飛んだーーーー!!!のしかかる重力。街が遠ざかっていきます。Goodbye東京。ジオラマの街になってきました。ゴジラの視界ってこんな感じなんだろうな。

f:id:Iwasfish:20180418193022j:image

なんか模様が気持ち悪い。期間限定の東京ばな菜の花 バナナシェイク味です。食べます。

うまい。甘すぎず食べやすい。香り高くしっとりした舌触りがもう最高です。でもバナナシェイクの味はしません。これはバナナです。5分くらいで全部食べてしまいました。

f:id:Iwasfish:20180418193044j:image

これも食べた。しょっぱかったです。キャベツ太郎を食べやすくしましたみたいな味。しかししっかりおかきの風味もあります。

ここで隣のお姉さんが滝川クリステル似の美人だと気づく。ドキドキした。途中ウトウトしてきて寝てしまった。今回の旅行は太る気がする。

f:id:Iwasfish:20180418193055j:image

着いた。

f:id:Iwasfish:20180418193308j:image

明太子!

f:id:Iwasfish:20180418195834j:image

ひよ子あまおうピィナンシェ!

f:id:Iwasfish:20180418215803j:image

何この形?

f:id:Iwasfish:20180418215953j:image

乾燥剤が小さくて可愛い。

f:id:Iwasfish:20180418213458j:image

これはホルモン定食

そう、福岡にやって来ました。母親の出身地です。ホテルでチェックインを済ませたあと中洲まで移動します。f:id:Iwasfish:20180418205023j:image

駅リストの横のアイコンが可愛いいです。本当はラーメン屋に行きたかったけど一蘭しかなかったのでやめました。一蘭なら東京にも沢山あるので。中洲についた瞬間スケボーのお兄さん2人組が壮大にずっこけて大笑いしていたので怖いなと思いました。

このホルモン定食食べたお店外国人だらけでした観光地だからだと思いますが。

f:id:Iwasfish:20180418213208j:image

天神ホルモンさんとギャル2人。自分は一番人気のホルモン定食を注文しました。こういう所で迷ったらとりあえず人気なのを頼んでしまう。ホルモンは味噌風味で美味しかったです。でもなかなか飲み込めなくて困りました。顎が疲れた。

f:id:Iwasfish:20180419144545j:image

帰ると又吉直樹の番組がやっていました。NHKです。テーマは「金縛りはなぜ起きるのか?」。わかる、あれ理不尽ですよね。なんでなんだろうな~と興味津々で見ていたら話が逸れていきマウスの透明化の話になっていました。頭が悪いので意味がわかりませんでした。

f:id:Iwasfish:20180418225244j:image

これなんだと思います?ゴミです。嘘です。今回必要な分の衣服なのですがゴミにしか見えませんでした。こういうところのセンスが自分にはないと思います。この日は寝ました。なかなか寝れずまた結局5時頃まで起きてしまいました。不眠気味なのと母親のいびきがうるさすぎて寝返りを何度うったかわかりませんでした。朝起きるととてもいやなことがありましたがこれは割愛します。

f:id:Iwasfish:20180419093935j:image

たのしい朝食。スクランブルエッグが好きなのでうれしかったです。味は普通でした。

f:id:Iwasfish:20180419094325j:image

写真が下手(魚)。これは何という種類なんでしょうか?地味ですが可愛いですね。こういうよくある水槽に入れられた魚、食べるところを見たことがありません。焼いて食べるのでしょうか?それとも緊急時に閉じ込められたりしたら非常食としてカンパンの代わりに食べる用としておいてあるのでしょうか?謎が深まりました。

f:id:Iwasfish:20180419094716j:image

これは封印されし一味です。ほかの席の一味たちはこの“紐”がありませんでした。この一味は今よりもっと昔、遥か昔に封印されました。世界を恐慌に陥れた大罪を背負っています。この一見コルクともとれる栓が抜かれる時、封印が解かれ辺りは邪気に包まれます。そして再び世界は恐慌状態に陥るのです。世界の平和は保たれています。その命運は福岡の博多にある小さな一味が握ってます。福岡県民の皆様、今です。今こそが封印を解くべき瞬間(とき)なのです。

f:id:Iwasfish:20180419140923p:image

途中おもしろいことをしらべました。v(^-^)v(かにさん)をGoogleで検索すると、

溶液の濃度を示す3つのパーセントが出るのです。おもしろいですね。

f:id:Iwasfish:20180419141144j:image

バスを使って太宰府天満宮に向かいます。今日は綺麗に晴れてました。ずらりと商店が並びます。オススメされていた梅がや餅のお店は定休日でした。修学旅行中の中学生の群れが可愛いですね。途中スターバックスを発見し新作「ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」を飲みました。写真を撮ったのですが顔がガッツリ写っているので載せられません。東京ではどこも売り切れで、味は美味しかったです。

f:id:Iwasfish:20180419141616j:image

太宰府天満宮に着きました。この赤い橋はカップルが渡ると破局するジンクスがあるらしいです。けどどのカップルもグイグイ渡ってました。いいぞもっと渡れ。

f:id:Iwasfish:20180419141750j:image

途中鳩がいました。やたらと近づいても逃げないので何でかなと思ったら片足がありませんでした。可哀想でした。鯉の餌売り場の上にいたのでジプシー感が出ています。餌をやりたかったけどぐっとこらえました。

f:id:Iwasfish:20180419142357j:image

f:id:Iwasfish:20180419142154j:image

絵馬を書きました。ふざけました。みんな「幸せでいられますように」や「合格しますように」と書いていました。あとは韓国語と中国語が目立ちました。中にはタイ語もあったりして、絵を描くばかは自分だけでした。売れませんね。

f:id:Iwasfish:20180419142428j:image

f:id:Iwasfish:20180419142449j:image

幼稚園前にあったかわいげな落書きされた木です。思いっきりまめっちやラブリっちらしきものがいます。

f:id:Iwasfish:20180419142637j:image

梅がや餅と抹茶を食べました。梅がや餅、メッチャウマイ。あんこがあまり好きではないのですがガンガン食べれます。抹茶も苦いですがちゃんとお茶の味がしました。

f:id:Iwasfish:20180419151502j:image

 

f:id:Iwasfish:20180419151457j:image

オススメされたジェラートです。食べてばっかな気がしてきました。イタリアからきたお店らしいです。チョコレートとミルクのやつを頼みました。名前は忘れました。大きさは「ピッコロカップ」という物を頼みました。ウケました。味は美味しかったです。しかし食べ物の感想が「美味しかった」しかありません。もっと芳醇な香りが!とか口の中が春爛漫!とか言えたらいいんですけど美味しいとしか言えません。

f:id:Iwasfish:20180419173219j:image

帰り際お店によりました。ミニチュアガラス細工のお店です。一円玉より小さいサイズの可愛いガラス細工がたくさんありました。中でも気に入ったものをふたつ買いました。それは…

f:id:Iwasfish:20180419173345j:image

f:id:Iwasfish:20180419173348j:image

カニさんv(^-^)vとリュウグウノツカイ<・~≧です。カニさんは小指の爪くらいの大きさです。ふたつ合わせて1000円くらいしました。たっか。家に置く場所もないので植木鉢の横にでも置こうと思います。

f:id:Iwasfish:20180419173720j:image

天神駅に移動しました。地下街に入ると地下迷宮のようなデザインのダンジョンが自分らを迎えてくれました。魚が綺麗です。

f:id:Iwasfish:20180419173713j:image

服が臭くなってきました。5日くらい洗わずに連続で着ていたからだと思います。このくっさい一着しか持っていなかったので服を買いました。画像はレジ横にあった亀甲縛りされたうさぎです。なぜこれを入荷しようと思った?

f:id:Iwasfish:20180419223143j:image

天神駅です。駅の名前もかっこいいし天井の装飾もめちゃめちゃかっこいいです。昔よく妄想してたファンタジーの世界に出てくる場所に似ています。その事を考えてたら自然と笑がこぼれました。ニヤついて歩いていたのでたぶん通りすがりの人にキモがられたと思います。

その後は母の地元の友人さんと合流しました。友人さんたちは子連れでした。小学生くらいの。終わった。そう確信しました。自分は子供が無理です。嫌いではないです。しかし彼らの持っている世界観がよくわかりません。初対面の人に大人子供問わず目が合わせられないのでコミュ障なだけです。なんというか子供のあの未来が明るい感じが苦手で…ってこの話は長くなりそうなんでもうやめます。

f:id:Iwasfish:20180419224750j:image

連れられて寿司屋に行きました。子供たちはゲームボーイカービィで遊んでました。わいわい騒がしかったです。子供たちは3人いたんですけど、1番上の小6の女の子がしっかりしすぎててビビりました。自分の不甲斐なさにガッカリして落ち込みました。寿司はうまかったです。

f:id:Iwasfish:20180419225405j:image

その後何故かラーメンを食べました。醤油とんこつ味で結構さっぱりしてました。自分は細麺が好きなので福岡のラーメンはもっと食べてみたいです。これもおいしい。

f:id:Iwasfish:20180419230006j:image

友人さんと別れローソンでパンツを買いました。するとくじが引けました。くじは外れてしまいましたが、かわりに関口メンディーが当たりました。パンツと関口メンディーが手元に残りました。このまま捨てるのはあまりにも無慈悲なので、持って帰って自室の扉に貼る予定です。たくさん貼りたいのでメルカリで関口メンディーを集めようと検索しましたが、結構高かったのでやめました。この日はもう寝ました。

朝です。今回は3時くらいには寝れました。早朝初っ端から昨日の友人さんと合流します。子供はいないということで安心でした。博多から1時間くらい車を走らせ、糸島にやってきました。なかなかの田舎です。

f:id:Iwasfish:20180420142421j:image

ハチャメチャおしゃれなカフェ?に来ました。

f:id:Iwasfish:20180420142621j:image

トイレを借りたら裏に工房がありました。食器など全部手作りしているそうです。すげー

f:id:Iwasfish:20180420142701j:image

つよそうなものがあったので撮りました。卓上スライド丸ノコです。手を挟むと面白いことになりそうですが普通にいたいと思います。

f:id:Iwasfish:20180421005516j:image

昼食ですおしゃれです素朴な味で美味しいです。犬がいて可愛かったです。

f:id:Iwasfish:20180421005627j:image

v(^-^)vカニさん。海に来ました。

f:id:Iwasfish:20180421005743j:image

クラゲが浜に打ち上げられていました。

f:id:Iwasfish:20180421005805j:image

その辺に落ちてた棒でつついて

f:id:Iwasfish:20180421005923j:image

綺麗な海に帰しました。これを3回ほど繰り返しました。服が波に飲まれて犠牲になりましたが3つの命と引き換えに出来たので良かったなと思います。横でワンピースを着たお姉さんと一眼レフを持ったお兄さんが写真撮影大会を開いていました。その真横で自分はクラゲをセーブしていました。この人達はこちらを見習ってクラゲセーブ活動をすべきだと感じました。お姉さんが昔苦手だった気の強すぎる女の子に似ていたので目をそらしてそっとしておきました。気づいたら彼らはどっかに行っていました。

そのほかも色々行ったのですが車酔いと人見知りで気が疲れすぎてあんまり覚えていないです。

f:id:Iwasfish:20180421010814j:image

夜食べたモツ鍋です。美味し(ここで子供が沢山来て死ぬ)

f:id:Iwasfish:20180421010718j:image

この日は結局写真も全然残ってませんでした。が、この猫だけは撮っていたので本当に疲れていたのだと思います。ねこはかわいいなあ。この日は寝ました。

帰る日になりました。この日も朝から子供に囲まれて思考停止していたためあまり書くことがありません。

f:id:Iwasfish:20180421155938j:image

空港に行って前回食べたジェラートをもう1回食べました。今回の旅行で食べたものの中でこのジェラートが1番美味しかったです。ただサイズが大きいのを頼んだせいで途中で味に飽きました。あとスプーンがふたつ刺さってますが注文したのは自分一人です。どういうことでしょう?見えない何かでも見えていたというのでしょうか。

呑気に母親がビールをのんでいたせいで搭乗がギリギリになり、クソでかいアナウンスがフルネームで自分たちを呼びました。公開処刑みたいで恥ずかしかったです。最後の最後で3回目の殺意を覚えました。

なんだかんだ色々ありましたが帰ってきました。無事東京に。飛行機を降りてからトイレに行った母親を待っていると警備員みたいな人に声をかけられました。え?何かやばいことしたか?!と焦りましたが母が再入場不可のゲートを出てしまい荷物を代わりに取ってきてほしいとの伝言でしたビビりました。死ぬかと思いました。バスで安定の車酔いをしつつも帰宅しました。最後はお土産紹介でしめたいと思います。

f:id:Iwasfish:20180422211840j:image

「ひよ子」です。それもどちらも福岡限定の大ひよ子と家族ひよ子。通販で買うこともできますが前の記事で前述したKさんがレビューを書いていたので気になり購入しました。

f:id:Iwasfish:20180422212130j:image

左から大ひよ子(通常の5倍)、父ひよ子、母ひよ子、兄ひよ子、妹ひよ子です。かわいいですね。なお先に大ひよ子と母ひよ子と妹ひよ子が犠牲になりました。

f:id:Iwasfish:20180422212446j:image

大ひよ子と妹ひよ子。こいつらのストーリーを構想してましたが自分でもキモいなと思ったので公開するのはやめます。

f:id:Iwasfish:20180422212919j:image

関口メンディーは無事に自室に貼られました。

f:id:Iwasfish:20180422213110j:image

これは自宅の猫です。振り返ってみてまだまだ自分の未熟さを感じる旅だったと思います。特にたくさんの福岡弁を喋る子供たちに囲まれた時は殺されるかとビクビクしてましたがまあわかったことは自分は子供が無理なんだなということです。食べ物は美味しいですし東京から2時間足らずで行けるのでまた行きたいです。あと帰ってきたら即風邪をひきました。喉が痛い。さあ、次はコミティアですね。腰が重いけどP&R書いてくれた人いたし、頑張ります。

それではさようなら。

f:id:Iwasfish:20180422213634j:image

理想郷わくわくランド

相変わらず怠惰な毎日を過ごしていた。ろくに学校も行かず昼間に起き、一日中スマホをいじる。ネットサーフィンだ。エゴサ中のTwitterでとある人を見つけた。全く知らない人だ。自分はよくTwitterの検索欄に適当な単語を入れて検索する。検索結果から痛々しいツイートをしているやつをあぶり出し、そいつの日常生活をまさぐる。口が悪い人、痛々しい人、恥ずかしい人…得られるものは無い。自分がドン引くだけで終わる。いつも通りそんなことを繰り返してると、とあるサイトにたどり着いた。そいつが面白そうな記事をツイートしていたので見てみようと思った。そんな感じで1日を潰す。同サイトの記事を色々めぐり、とあるライターに出会った。好きな俳優がいるのだがその人をブサイクにして太らせてどこにでもいそうな感じにしたみたいな人だった。別に好きになったとかじゃない。自分は惚れっぽいし、その人の隅から隅まで調べあげたし、生まれてから今までどうゆう人生を歩んできたのかわかっちゃったけど。なんとなく、その人を忘れないためにも情報をまとめたいと思う。前置きするがその人のファンクラブはない。この記事ではKさん(以下Kさんとする)のこれまでとどうして自分がその人に心惹かれたのか?という謎すぎる疑問を解決するために書き記す。特定回避のため一部を伏字。

Kさん。年齢2○歳。山○県で生まれる。弟がいる。201○年まで関西の有名大学に通学。現在はライター業をしている。未婚。恋人いない。高校は運動部。身長1○6cm、体重○6kg。某国民的キャラクターが好き。可愛いものが好き。食べ物が好き。長髪。コーヒーに砂糖は入れたり入れなかったりする。

ここに書けそうな情報はこれくらいだと思う。他にも出身学校名、家族の構成と仕事、資格、メールアドレス、趣味、本名、顔、他。もう特定に十分な情報が出揃っている。この人のおかげでネットに顔は載せないし名前は絶対本名にしまいと思った。なぜなら自分みたいな気持ちの悪いヤツがいるからである。やってることストーカーとかわらんな。でも正直、Kさんを追いかけている時の自分は、わくわくした。まるでそこにいれば視線で追ってしまうような、初恋をした時のような甘酸っぱさがあった。

なぜ、自分はKさんを好きになったのか。普段こういうことはしない。当たり前である。しかし不思議に思った。見た目が好みだったのもあるが、自分はそれだけではここまで他人に時間を割こうとしない。たぶん、感性が好きなんだと思う。文の綴り方にはじまり、価値観や世界観、ものの捉え方、他人を図るものさしの大きさなどなど。理由はたくさんあった。あったのだ。しかし自分は、一生Kさんと関わることは無い。向こうがこちらを認知することすらない。それがたまらなく寂しいのだ。自分はこんなにも時間をかけてKさんのことを知ったのに、Kさんはその行為すら知ることは無い。世界の条理的には、連絡を取ることは可能なのに!同じ日本に住んでるのに!同じ人間なのに!同じ星に生まれたというのに。つまり自分はあの人にとって、見えない埃と一緒なのだ。塵芥なのだ。これは恋愛感情じゃない。敬愛と憧れだ。Kさんは自分にはないものをたくさん持っている。似たり寄ったりなところはあったとしても、違う人間なのだ。学校には小中高ちゃんと通っていた。親や祖父と仲が良かった。運動も勉強もできる。就職までしててえらい。つまり別人なのだ。関わっては、触ろうとしてはいけない。ひたすら見守るのだ。この先挫折しようが結婚しようが子供が生まれようが幸せに暮らそうが、自分には関係の無い事なのだ。チョロっと3桁ある個人ブログの一記事に、小さくメアドが乗っていただけでも、そこに「こんにちは、見てます」と送るだけでもこの関係は崩壊してしまう。ネットで知り合う人に3次元を求めてはいけない。みんな2.8次元なのだ。せつね。ああ、Kさんと無関係な人生。数多の世界線の中にKさんと知り合った自分がどこかにいたはずなのに。消えたい。ゴミのように燃えてなくなりたい。

この人については、もう忘れるしかないと思う。人には飽きがある。そのうち別の人に目移りしたり夢中になれることが出来て、なくなる。抹消はできなくても、霧みたいにぼんやり薄くなる。ネットサーフィンは危険だ。感情移入しまくる自分にとっては荒波だ。ただ最近仲のいい人に裏切られたので、ネットの傷心旅行に出たつもりだった。ところがさらに絶望するなんて。ここはこわいところですね。決めた。明日旅行に行く。Kさんが記事でおすすめしてたお土産を買って帰ろう。決めた決めた。やるったらやるんだ。やりたい事も沢山ある。巨大マフィン作りたい。都庁に白菜仕掛けたい。ラーメン食べたい。ということで明日から3泊の旅行をとった。

まあ色々と深夜の大雨だったので、ちょっと余計なことを多く考えた。それだけだ。